毒抜きで健康

Month: 12月 2016

気の流れを改善することでうつ病を治した実際の症例

気の流れを改善することでうつ病を改善するでも紹介したようにうつ病を実際に漢方薬を中心とした気の流れを改善することで改善した症例の紹介です。

症例1

168cm、75 kgで色白で小太りのTさんは、東大出の秀才で、コンピュータ関係の仕事をしておられる。3年前の冬、風邪をこじらせ、抗生物質や解熱剤を3週間も服用した後、風邪の症状はよくなったが、何となく、体が重く、仕事の効率が上がらず、眠りが浅くなるという症状が出現。
しばらくするとよくなるだろうとたかをくくっていたが、徐々に悪化し、不安と焦燥感を覚えるようになっていった。

夏になり、あまりの暑さに、不快症状をビールでまぎらわし、オフィスでも家でも、ガンガン冷房をかけていたら、手足が硬くなったように動きにくくなり、四肢の関節の痛みや頭痛が出てきた。
仕事がつづけられなくなり、近くの病院を訪ねると、「仮面うつ病」との診断。

それから、精神安定剤、抑うつ剤、睡眠薬等の投与を受け、不快症状はとれてきたが、65kgだった体重が、わずか半年で75kgになり「すぐ疲れる= 根気がない」という症状が強くなり、漢方で何とかしたいとのこと。

診察すると、色白、小太りの体質である。体温も35度台。仕事場は乾燥するので、コーヒーを1日5~6杯飲むという。食べ物も、朝はパン、牛乳、サラダの冷食で、昼もスパゲティーかピザ、夜は不規則で帰宅したらドカ食いをする、とのこと。

腹診では、腹が冷たく振水音がする。「あなたのうつ病は、体の冷えが原因です。まず、コーヒーをやめ、生姜紅茶にすること。そして朝はご飯、みそ汁、納豆、ちりめんじゃこ、梅干しなどの和食にし、昼はそばにネギと七味唐辛子をうんとかけて食べること。
夕食も和食中心にし、食べすぎないこと」等を指導した。よく高血圧の薬(降圧剤)の副作用でうつ病になる人がいるが、血圧が下がり脳の血流が悪くなると、脳細胞の活動低下→うつになるわけだ。
高血圧の治療に使われる薬について

それに、この人の体の冷え=血行不順の大もとの原因である水を排泄するめ、苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)を処方した。
また、のどに違和感が存在するというので、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)も処方し、通勤は極力歩くようにすること、入浴やサウナに十分に時間をかけて入ることをすすめた。

うつ病になる人は、元来、生まじめな人が多いが、Tさんは忠実に実行され、3ヶ月で7kgもやせ、体温も36度台前半まで上昇。心身ともにすっきりとなり、精神安定剤と睡眠薬も不要になり、抗うつ剤を「念のため」ということで、従来の3分の1の量だけ服用するに至っている。

症例2

「私は膠原病やシューグレン、甲状腺機能低下症(橋本病)、関節リウマチ、低カリウム血症等で12年間、何種類もの化学薬品によって維持してきましたが、ただ痛みを一時的におさえこむだけで、年々立てなくなり、まだ38歳なのに先行きが不安で…しかたありませんでした。
しかも、ここ1~2年は気分が落ちこみ、このまま私の人生は終わるのではないかと不安と恐怖で暗い毎日を送っていました。

しかし、わらをもつかむ思いで体を温めるということに専念しました。わずか2ヶ月後の現在、本当にウソみたいに痛みがありません。そして、気分も明るくなれました。本当に心から感謝しています。もっと早くこの治療法に出会いたかったです。

気の流れを改善することで不眠症を改善する

眠れないというのは、人間にとって大きなストレスになるためなんとかすぐに解消したくて睡眠薬などに頼りがちになるが、ここは丁寧に気の流れを改善して解消したい。

  1. 早寝・早起きの規則正しい生活をする
  2. とくに午前0時以降の睡眠は、眠りが浅くなり、よくない。

  3. 筋肉運動や労働を十分に行う
  4. 筋肉運動(労働)は、心地よい疲れを作り、入眠をよくする。また、体温を高めるので、寝つきがよくなる。

  5. 就寝前の入浴
  6. 睡眠に入るときは、体温が下がる。よって、あらかじめ入浴で体温を上昇させておくと、体温低下が大きくなるので、入眠効果大となる。日ごろ、冷え性の人は、この体温の降下が少ないので、不眠症にかかりやすいのである。

  7. 頭寒足熱が基本
  8. 頭に血が上った(充血) 状態では、脳細胞の興奮がつづき不眠症になる。よって、頭寒足熱を心がける。冷却枕や小豆そばがら入りの枕は、頭を冷やしてくれるし、冬は湯たんぽを入れて、「足熱」を図るとよい。足下を温める快眠グッズはこちら。
    なお、頭の熱を下げるてっとり早い方法として、頭のテッペンの会(両耳を結んだ線と鼻から上に伸ばした線の交叉部) を、人差し指、中指、薬指で3~5秒押さえ、バッと放す、ということを数回くり返すというのがある。これだけで安眠できる人もいるので、このツボを押してみよう。

  9. 房事
  10. 体を温めるし、脳からβエンドフィルンも分泌され、リラックスして、誘眠効果大。

  11. ある程度、硬い布団を利用する
  12. 布団が柔らかすぎると、体表とシーツが接触しすぎ、汗をかいたときに蒸発しにくいので、不快となり不眠になることがある。よって、やや硬い布団がよい。夏はござやタオルケットを敷くと汗の吸収を促すので、さらによい。

  13. 夏のクーラーの温度は25~26度、湿度 50%に設定する

これらが不眠症の一般的対策である。しかし、昔ながらの民間療法として、

  • きざみ生姜やネギを切って皿にのせ、枕元に置く生妻やネギの精油の芳香成分が、鼻から肺に入血液に吸収されて、脳に達し、鎮静・睡眠効果を発揮する。
  • レタスをしっかり食べる
  • 夕食で、レタスのサラダを食べるとよい。レタスは古代ギリシャ時代より、経験的に不眠症に効くことがわかっていたが、含有成分のラクチシンやラクッコピコリンが鎮静作用を有する。

    カルシウムでストレスを緩和するレタス

、「不眠症」の専門医は、「肝臓の存在する右上腹部を温めると、催眠物質であるL-トリプトファンが血液中に増加し、熟眠効果がある」と発表している。
そういえば、生姜湿布を腹部に施すと、スヤスヤ、グーグーと眠ってしまう人が多いが、これで納得である。よって、生姜湿布や腹巻き、カイロで右上腹部を温めることも入眠効果大である。何もないときは、就寝する際、右の手のひらを右上腹部に当てるだけでも効果がある。

漢方医学では、肝臓は精神が宿るところと考える。「肝を冷やす」「肝だめし」という言葉から鑑みても、肝=精神(「気})ということがわかる。かんがよって、肝臓病にかかると、イライラすることがよくある。それは、肝の気の流れや血の流れが悪い状態であるともいえる。

右腹部の肝臓の位置を温め、肝臓の血の流れや気の流れをよくしてあげると、気を静め、不眠症がよくなる。

気の流れを改善することでガンを改善する

食事は、肉・卵・牛乳などの動物性食品を避け、穀物や豆類などのWhole food(全体食)を主食にし、野菜と果物を存分に提供する、というもの。これらは、スイスの自然療法病院のや、メキシコのティファナにある、やはりガンを自然療法で治療している病院と、食事療法の概念は酷似している。

ここでは、ガン患者に対して、

  1. 休息を与え、安息の時間を提供する
  2. 患者を世間の雑念より遠ざける
  3. 精神と肉体の関係を理解させる
  4. セルフ・ヒーリング(自己治癒)を高める

ことを目的としている。

患者が何に対して、一番楽しみをもっているかを探りだし、その「気」持ちを助けてエネルギーを作り、自然治癒力の原動力とする。

つまり、食事や運動も、ガンの治療にとって大切ではあるが、その前に、肉体をコントロールしている「精神」=「気」を省察し、磨きあげることに主眼をおいている。

また、次他にもガンの医師には「ガン治療に一番大切なこと」として、

  • 精神と肉体の関係を理解する
  • 人間以上の「何か大きなもの」が存在することを悟り、畏敬の念をもつ
  • 目標と目的をしっかり持つ
  • 自分の人生は、自分で動かさなければならないという自覚をもつ
  • 自分が周囲(人や神仏、自然) から理解されている、という感覚をもつを挙げ、「一番楽しいこと、うれしいこと」を思いながら、「大きく呼吸すること」が大切、

この呼吸=息は「生気」(生命を養うための気) を吸いこむことであり、「天の気」いきを吸いこんで「元気」を養うのに一番大切な術である。

漢方でも「気功」療法が存在するし、古今東西の医哲学で、呼吸法が重要視される所以でもある。息は宇宙、人体の原則にのっとり、吐くほうを重視する。

お腹から息を吐くつもりで横隔膜を上にあげながら、5秒かけてゆっくり吐き、今度はお腹に息を吸いこむつもりで、お腹を膨らませながら3秒で吸う。これを1日数回、l回に3~5分くり返すとよい。

「怒り、ストレス、不眠、薬物」などが免疫力を低下させてガン増殖に拍車をかけ、逆に「愛情、望み、瞑想、イメージ(想像= よいことを考えること)」が免疫力を高めて、ガンの発生を抑えることも大切だと考えている。

ガン患者に評判の健康食品

っまり、ガン治療においてさえ、「気」が大切なことがわかる。ガン患者に「生きがい療法」を施し、ガンと精神の関係を長年にわたり、研究しつつけてこられた先生は、ガン患者数名を、モンブランに連れていき、登頂に成功されたことであまりにも有名なドクターである。

いまは、ガン患者を大阪のなんばグランド花月劇場に連れていき、「笑う」ことで、NK細胞の活性を高めるという「治療」もなされている。

先生が書かれたものの中に「人間の体内では毎日3000個のガン細胞が発生しているが、ガンになる人とならない人がいるのは、NK細胞の活性の差にある」ということが書いてある。

そして「笑う。広い海、さわやかな潮風をイメージする… … 」など、「気持ちのよいイメージ」を1 回に15~20分、1 日数回抱くとNK細胞の活性が増し、ガンになりにくい、ともいっておられる。

確かに、漫才やコメディを見て3時間近く笑いつづけたガン患者のNK細胞の活性が著しく上昇する、という研究報告もある。

腹の底から笑う、いわゆる咲笑は、呼吸量が最大で4倍も大きくなり、酸素を存分に体内にとりこみ、血液中の二酸化炭素などの老廃物は排泄され、血液が浄化される。

また、横隔膜の運動が増すことにより、腹部内臓諸器官の血行がよくなり、その働きが促進される。脳からはβ1エンドルフィン(脳内麻薬) が分泌され、うつ的気分がとれ、幸せ気分になれる。

「気」を滞らせる、気をうっ積させることが、病気の原因になることはまちがいないしこうした事実より、NK細胞の活性の低い人は、「気」が開けない、「気」を出せない、つまり「気」の滞りのある人であり、

  • 「こうあらねばならない」という「気」が強く、融通がきかない、生まじめな人
  • 自分の本当の気持ちを表わさず、常に心の中に抑えこんでいる人
  • ルールや社会的習慣に忠実で、決められたことを、他人に任せず、自分でやりとげようとする人とされている。
  • よって、NK細胞の活性を高めるためには、次のようなことが大切である。

  • 常にケセラ・セラ=何とかなるさ、の気持ちをもつこと
  • 1日の終わりには、悪いことはなるべく思いださず、よいこと、楽しいことだけを思いだすようにすること
  • 嫌なことは日記につけること。するとスーツと「うつ気」が消えることが多い

なお、世界で初めてストレス学説を打ち立てられたカナダのセリエ博士は、自分自身のガンを、精神療法ほかの自然治療力で治されたことでも有名である。
セリエ博士は「ストレスを解消させるのに一番大切なことは、西洋人には稀薄な、東洋人時有の感謝の気持ちをもつこと」と結論づけておられる。
「うつ気」をとり、「気」を体内に充讐せ、精神的疾患の予防・改善をするには、じゆういつ「感謝の心」が大切なのかもしれない。

気の流れを改善することでうつ病を改善する

  1. 最低1日30分は、太陽の光を浴びるようにする
    戸外でのスポーツ、散歩など、医学的には、太陽光は気分を昂揚させてくれるセロトニン(脳内ホルモン)の分泌をよくしてくれる、とされているが、陰陽論から考えると、陰の病気のうつには、陽の代表の太陽光が奏功することがわかる。
  2. 体温を高める
    うつ病の症状は午前中が最悪で、午後になると改善してくる。午前中は誰しも低体温で、午後に体温上昇することを考えれば、低体温がうつ病の主因であることがゆえんわかる。
    うつ病が「心の風邪」ともいわれる所以でもある。よって、「うつ病」の改善には体温を上昇させる必要がある。入浴、サウナ浴、散歩、スポーツ、カラオケ、趣味に打ちこむ など、体温を高めることを、積極的に行う。
    たくさん笑ったり、よい思い出や自分の一番好きなこと(旅行や風景、または愛する家族)を頭に思い浮かべると、脳よりβ -エンドルフィンが分泌されて血行がよくなり、体温が高まる。
  3. シソの葉と生妾を常用する
    みそ汁にシソの葉を入れたり、サラダに添えたり、シソの葉の天ぶらを作ったと、シソの葉を日常の食物に存分に利用する。
    生姜も、生姜の漬け物、紅生姜、湯豆腐に生姜をすったものと醤油をかけて食べる、きざみ生姜をみそ汁に入れるなどして、大いに利用する。

    生姜有またはシソの葉加生姜湯、生妾紅茶などを1日数回飲む。「気うつ」(気の滞り) の妙薬として有名な、 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう) を医師か薬剤師に相談の上、処方してもらう

  4. 積極的に活動に参加する
    うつ病、自律神経失調症、不眠症など「気の滞り」よりくる病気は、コンピュータのエンジニアや会社の研究部門の研究室など孤独な作業や研究に従事する人、友人が少なく、屋内に引きこもりがちな人に多く発症する傾向にある。よって、積極的に友人と語らったり、活動に参加したりする必要がある。
  5. 赤系統の服装をし、赤色の食物をとる
    赤からは、気(電磁波) が出て、血行をよくし、気力を高めてくれる。同じ食品なら、青のパッケージより赤のパッケージがよく売れるし、本も、赤系統のカバーのほうがよく売れる。

    中華料理店やファミリーレストランも、赤系統の外観が多いし、アフターファイブにサラリーマンがちょいと立ち寄るところも赤ちょうちんである。赤い洋服、赤いシャツ、赤いくつ下、赤いパンツは、包んでいる皮膚の血行をよくして体を温め、気力を増してくれる。うつ傾向にある人は「赤」を大いに利用するべきだ。
    食事も七味唐辛子(カプサイシン)、ニンジン(βカロテン) などの赤の食物を大いにとるとよい。

自殺する人は、うつ病かうつ状態にあるという。よって、自殺の予防も、うつ病対策と同じでよい。アメリカの精神科医が、精神疾患のある人4000人を10年間調査追跡したところ、自殺した人は低体温の人が圧倒的に多かったという。よって、自殺の予防には、

  • とにかく、食事、運動、「気のもち方」で体温を上昇させること
  • 肉より魚を多くとること

も重要。

自殺の多いフィンランドの64歳の男女1800人を精神科医が調査したところ、週2回未満しか魚を食べない魚嫌いの人の自殺願望・うつ病の発症率を100とした場合、週2回以1 魚を食べる魚好きの人の自殺願望は57% 、うつ病は63%と低率を示した。

魚の中のEPAやDHAなどの不飽和脂肪酸か、それを摂取することによって増加してくるHDLコレステロールが、脳血流をよくして、「うつ」を改善したのかもしれない。
DHA・EPAの効能はこちら
血圧を下げる薬(降圧剤) が、脳の血流を悪くして、うつ病を発症させることがあるが、すべての病気は、血行が悪くなると起こりやすくなる。あらゆる臓器が、血液が運んでくる水分、栄養素、酸素、免疫物質などで養われているのだから、当然であろう。

水溶性低分子キトサン「ヌーススピリッツ」を使ってみての感想

気の流れを改善することで自律神経失調症を改善する

自律神経失調症も、漢方的にいうと「気の滞り」「気冷え」からくるので、先のうつ病の対策を1つでも多く実行することが大事。

自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスの崩れから起こるが、基本的には、精神的負担、疲労、睡眠不足、過食、水分のとりすぎなど、いわゆるストレッサーが加わり、交感神経の緊張が高まって起こる病気である。

よって、交感神経の緊張をやわらげるため、以下のことを重点的に行う。

  1. 38~40度くらいのぬるめのお湯にゆっくり入る(半身浴)
    半身浴は血管の詰まりに効果大
  2. 好きなこと(趣味の音楽、絵画、習いごと) をする
  3. ゆっくりと、緑の多いところを歩く
    木とその葉菓から出てくる芳香成分のテルペンの中のαピネンが、交感神経の緊張をとり、自律神経を安定させて疲れをとってくれる。
  4. マイナスイオンの多い大気に接するようにする。
    ガーベラやツタは、大気中のマイナスイオンを増やし、交感神経の緊張を除いてくれる。シャワー、水洗トイレ、噴水、滝つぼなど、水しぶきの飛んでいるところは、マイナスイオンが多い。

逆に大気汚染や放射能汚染のあるところや高湿度の環境では、プラスイオンが多く含まれており、イライラ、不安、不眠、喘息や心臓発作を起こしやすい。

現代人がストレスまみれから病気になる理由

現代日本人、とくに、30歳以下の人は、体温が人類の平均体温の36.5度 ある人はほとんどおらずに、ほとんどが陰性体質である。

これで、現代日本に、うつ病、自殺、ノイローゼ、自律神経失調症などの陰性病(気の滞り) が蔓延している理由となっている。

陽性体質の人は、1割もいない。もっと塩、みそ、醤油、明太子など、陽性食品をしっかり食べなければならないのだ。蛇足かもしれないが、毎年、増加の一途をたどっている不登校児も、ほとんどが低体温であるという。

よって、午前中に気力、体力がなく、学校に行きたくても行けない。それが何回かつづき不登校児になっていくのだそうだ。また、気温の一番高くなる真夏は、心身ともに好調になるのであるが、このときは夏休みなので、せっかくのやる気もあだ花になる。

こう考えると、「気」の滞りを改善し、全身に「気」を充溢させるには、熱が必要ということになる。存分な「気」を作りだすには、やはり陽性の食べ物が必要ということにる。

逆にいうと、現代人の「気」の滞りの原因は、「冷え」ということになる。30歳以下の人で人類の平均体温の36.5度ある人はむしろまれで、ほとんどの人がそれ以下で、35度台という人も多い。

その原因として、運動不足(体熱の50%近くは、筋肉より産出) や都会のストレスによる血流不足も考えられるが、何といっても最大の原因は食べ物にある。

南方産の食べ物の摂取過多、ビタミンがあるとして多食する生野菜のサラダ、栄養があるとして好き嫌いにかかわらず飲む牛乳、甘い物、化学調味料、不必要にとりすぎる水分など。

こうしたものはすべて体を冷やす。こうした体温の低下が、気の滞り=精神神経疾患と関連して述べられることは西洋医学ではないが、ここにこそ本当の原因があると思われる。
では以下に、気の流れをよくして、精神疾患をはじめとする病気に対処する対処方法である。

気の流れをよくしてうつ病を治す

気の流れを改善して治す病気・症状

この2つのタイプの体質は病気も異なる

その昔から満月の夜には、交通事故、夫婦げんか、刃傷沙汰、発狂する人、自殺する人が多いという統計がある。これは、月から放たれるあの青白い光が、人間の「気」(精神9をおかしくするという理由だと言われている。

このことから、気の滞り=気の病を解決するため\には、病気や人間だけを診ても、十分でないことがわかる。

心電図、筋電図、脳波という検査があることを考えれば、人間の心臓、筋肉、脳は、電気現象で働いていることがわかる。しかし、この3 つの臓器に限らず、人間を構成している細胞はすべて、プラスとマイナスよりなる電気によって働いているのだ。

漢方には、有名な陰陽論がある。森羅万象すべての宇宙の物体は、人間も含めて、陰と陽により成りたっていると考える。

「陽」とは、太陽、夏、昼など暖かく乾燥しており、「陰」とは、月、冬、夜のように、「冷え」の性質をもつ。雨(水) にぬれると冷えるが、その道も真で、「冷え」は湿気をもたらすと考え、水(湿) は、陰の属性である。また、陽は引きしまり(縮)、陰はダラリとのびて、力のない状態(拡) という特徴もある。

陽の色は、赤・黒・橙・黄の暖色で、陰の色は、青・自・緑など冷色である。体質でいうと、たいてい男は陽で、女は陰だ。
男でも、「ずんぐりむっくり、赤ら顔の高血圧のおじさん」と表現される人は、陽が強い。

陽性体質の人は、ひと言でいうと、筋肉が発達している人。人間の体温の50% 近くは筋肉で作られるのだから、陽性体質の人は体が温かく、活動的である。また、血色もよい。胃腸や声帯も筋肉でできているのだから、陽性体質の人は、胃腸の働きもよく(食欲があり)、声も太くて張りがある。

陰性体質の人は、色白で、水太りで筋肉が少ないので、体温が低く、動作も遅く、顔色も悪い。胃腸の働きもよくないので、食欲不振や便秘・下痢に陥りやすく、声も小さくかつ張りがない。体温が低く、赤みが少ないので、貧血(赤血球が少ない)や白髪になりやすい。

女性は、ほとんど陰性体質であるし、男性でも、色白で長身、髪の毛が多く、白髪になりやすい人は、陰性である。

陽性体質の人は、食欲旺盛で元気いっぱい、ほがらかで人にも好かれて、よい人生を送るが、栄養過剰、老廃物過剰、熱加剰で、高血圧、心筋梗塞、欧米型のガンなどでバタリと倒れ、短命に終わることが多い。日本の力士が長生きしないことを考えるとよくわかる。

逆に陰性体質の人は、冷えと水と痛みの病気で悩む。低血圧、胃炎、ルギー、リウマチ、神経痛など、死ぬような病気ではないのだが、不定愁訴があり、慢性的に悩みながらも、わりと長生きする。

うつ病、ノイローゼ(神経症)、自律神経失調症、自殺など、精神疾患=気の滞りの病気は、この陰の状態で発症する病気である。

よって、「陰の病気」に対しては、筋肉を動かし(散歩やスポーツ)、入浴やサウナ、カラオケ、趣味に打ちこむ、瞑想、何かに情熱を燃やすなどして、体を温める必要がある。

また、日ごろ、口にする食べ物も重要になってくる。現代医学、栄養学ではいわないが、漢方では、体を温める食べ物と冷やす食べ物を厳然として区別している。
ひと言でいうと、体を温める陽性食品は、ナトリウム(Na)の多い食べ物で、代表が塩である。体を冷やす食べ物は、カリウム(K)の多い食べ物で、その代表が酢である。

もう少し一般的に解説すると、「体を温める食べ物」は、北方産物(塩ザケ、そば、リンゴ、サクランボ、ブドウ、プルーンなど)、塩辛いもの(塩、みそ、醤油、明太子、佃煮、漬け物など)、牛乳以外の動物性食品(肉、卵、チーズ、魚、魚介など)、根菜類(ゴボウ、人参、レンコンなど)、赤・黒・橙・草色の外観の食べ物(紅茶、海藻、小豆、黒豆、納豆など)となる。

「体を冷やす食べ物」は、南方産物(バナナ、パイナップル、ミカン、レモン、メロン、トマト、キュウリ、スイカ、カレー(インド原産)、コーヒー( エチオピア原産)、緑茶(インド原産) など)、水っぽいもの(水、酢、牛乳、ビール、ウィスキー、コーラ、ジュースなど)、葉菜類(柔らかく、うすくて広がり、青白い色)、(青) 白い食べ物(白砂糖、自パン、化学調味料、化学薬品など)…ということになる。

体を冷やしも温めもしない陰陽の相なかばした間性の食品が、玄米、黒パン(玄麦)、トウモロコシ、芋類、豆類、雑穀(アワ、キビ、ヒエ ) など人類が主食にしてきた、外観が黄〜うす茶色の食べ物である。

間性食品は、陽性体質の人も、陰性体質の人も、いつ、どこで食べてもよい。よって、主食になり得たわけだ。
陰性体質の人は、陽性の食べ物と間性の食べ物をしっかり食べ、陽性体質の人は、陰性の食べ物と問性の食べ物をしっかり食べれば、健康になるし、それぞれの病気を治す大きな原動力になる。陽性の人が、陽性食品を、陰性の人が陰性食品を食べすぎると、病気が悪化する。

  • 陽性の人
    男性、とくに禿頭、暑がりで血圧高め、筋力があり活発、便秘がち
  • 陰性の人
    女性、男性でも白髪、冷え性、低血圧、下痢(または便秘)、体力ない、朝弱く、よいっ張り

かかりやすい病気

  • 陽性の人
    高血圧、脳卒中、心筋梗塞、便秘、欧米型ガン(肺、大腸など)、糖尿病、痛風など
  • 陰性の人
    低血圧、貧血、胃炎、潰瘍、胃ガン、 アレルギー、リウマチ、痛みの病気、うつ病、精神病、自殺、むくみ、膠原病、バセドゥ病

食べ物

  • 陽性食品
    北方産の物(固い食べ物)、赤、黒、橙、黄色のもの、塩、みそ、しょうゆ、明太子、根菜(ゴボウ、人参、レンコン、生姜、山芋)、黒っぼいもの(紅茶、海藻、小豆、黒豆)、日本酒、赤ワイン、梅酒、お湯割りのウイスキー
  • 陰性食品
    南方産の物(柔らかい、水っぽい食べ物)、青、自、緑色のもの水、ウィスキー、コーラ、ジュース、南方産(バナナ、パイン、ミカン、レモン、メロン、トマト、キュウリ、スイカ、カレー、コーヒー、緑茶)、白いもの(白砂糖、白パン、化学調味料、化学薬品)

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